大阪市 O様 屋根瓦修理 修繕工事 依頼ありがとうございました。

旧宅が大阪の風災で瓦が飛んでしまい、ブルーシートをかけたままになっていた屋根瓦の修繕の依頼をうけました。

ブルーシートも紫外線や風にさらされてしまいボロボロになっていました。
工事をするにあたってお客様に話を伺った所
台風21号で飛んでしまった事、ブルーシートをかける時の業者さんの時に火災保険を使用していない事を
伺いましたので、火災保険を使っての修繕での提案をさせていただきました。
保険会社様と打ち合わせの結果保険使用の承認がとれ、保険の適応範囲内での工事をする事になりました
風災保険対応工事で有ることと、旧宅という事で、
なくなってしまった瓦の修繕と割れてしまっている瓦の差替、漆喰の塗り替えを中心に
吹き替えではなく修繕という形でのご提案となりました。
古くなった藁土を取り除き、馬場商店さんの※シルガード(南蛮漆喰)を塗って針金で固定していきます。
※昔は土としっくいを別々で使って施工をしていた
それを茨城県周辺で、なんばん漆喰と呼ばれる、石灰や砂や粘土を混ぜたものが使われはじめ、
一緒になっていた方が便利だということで広まっていったのがなんばんの発祥とされる。
シルガードは漆喰に防水性や強度が高くなるようシリコンなどが含まれたものになります。

針金は錆びる事がないようにステンレス製を使用しました。


割れてしまっている瓦は差替させていただきました。

キチンと排水されるように水抜きをつくりつつ南蛮しっくいとコーキングで固定していきます。

漆喰もなくなってしまっていた所を中心に補修させていただきました。
最後に瓦の清掃をさせていただき工事完了となりました。
お客様より、水漏れもなくキレイになったと言っていただけました。ありがとうございました。